ポケモンボトルキャップの経過・通算で六日目

私小説もどきエッセイを書きたくなったために思いつきで筆を執るも、前編を書いたままだった。
書かないのもどうかと思うので、かいつまんで。

結論から書くと、買い占めているヤツがいたらしい。

セブンイレブン回りを始めて三店舗目。空になった冷蔵庫の前で顔をしかめていると、バイト引継ぎ時の会話が耳に入った。
「今日はペットボトルをカゴいっぱいに買っていく人がいて、メチャクチャ売れましたよ」
やはりそうだったのか。不具合による回収なども考えてみたが、ペットボトルがないことから予想したとおり、転売屋の仕業か。
小さな銭を稼ぐために、根こそぎ買い占める。ここはマニアショップではなく、街のコンビニ。ほしい人に商品を行き渡らせないとは、許すまじ、転売屋。

目では商品を選ぶふりをしつつ、耳では話を追ってみた。
「他所の店もみんな売り切れているとか。でもN店はキャンペーンを始めるのを忘れてたそうですよ」
その後は祈りながら自転車を飛ばし、大量に並ぶペットボトルを発見。ようやく安堵したのであった。
もちろん、手元は中身を探らんと、袋をまさぐりながらだが。

情報がタイミングよく耳に入ったことを必然と捉え、物語仕立てにしようと思ったわけだ。
しかし、そんなに面白いモチーフでもなかったがために、途中で飽きてしまったと。
飽きっぽくてよくねえなあ。

で結局、一本ずつの原則を破り、三本買ったと。
そんな意味を込めた写真だったのに、4日記述の内容がそこまで行ってないよ!

中身はそれぞれ「ゴンベ」「ピカチュウ」「マイナンB」。
手探りサーチは上々も、すでに揃っているマイナンと、目当てのプラスルの差は、さすがに鍛えてもわからんよ。

その後は面倒になって、残りの二種をアキバのレンタルショーケースにて購入し、さっさとコンプリートしたのであった。

さんざん叩いた転売屋のお世話になっているあたり、意志が弱い。