イチロー68年ぶり年間2度目の月間50安打

はてなプロ野球’04じゃないんだけど、一応、[プロ野球]で。

すごい、と褒めること自体が馬鹿らしくなるくらいすごいイチロー

 なお、マ軍広報部が前日まで不明だった1972年以前の記録を調べた結果、通算4000本安打のピート・ローズ(元レッズ)が通算4回の月間50安打を達成していることが判明。イチローの3回目は史上2位となる。

記録達成前まで、初の快挙だと散々煽っていたのに、結果としては二人目なのであった。
こういったことの根本として、無理にでも記録としての箔をつけたがる傾向を感じる。
イチローが200本安打を達成して以後、最多安打が表彰対象として注目を浴びるようになった。
すごいことだとはもちろん感じるし文句をつける理由はないのだけど、すごさに合わせて強引に褒める理由を作っているみたいで、どうにもしっくり来ない。

ここ最近でやたら聞くようになった、マルチ安打って言葉も。
「今日の○○選手はマルチ安打でした」などと聞くと、ああ、一安打でも猛打賞でもなかったんだな、と思う。
この言葉を使うことに、どれほどの意味があるんだろう。

無理に付加価値をつけなくても、そのすごさはわかると思うんだが。

自然に気づく記録ではなくて、何とかして記録を探すのって、競馬の予想に似ている。
大きなレースがあるたびに、過去の勝ち馬に共通する要素ってのが出てくるけど、その年で崩れるんだよね。
でも毎年毎年、共通する要素を掘り出してくる。で、また崩れる。

すごい理由を探すのも、大変だよね。