オリンピックを見ながらチキンラーメン

「チキンラーメン付きどんぶり」が発売だそうな。欲しい。
うちの場合、チキンラーメンを作るとき、問題が頻発する。
どんぶりにチキンラーメンをいれる。そして生卵をくぼみに載せると、チキンラーメンが半回転し、生卵がチキンラーメンの下に落ちる。そしてチキンラーメンは、何事もなかったかのごとく元に戻る。
使っているどんぶりが微妙に小さいもので、チキンラーメンは宙に浮く形で支えられているのだが、重さが加わると均衡が崩れ、生卵の動きに合わせて傾いてしまう。
そしてどんぶりとチキンラーメンの間に出来た隙間へ、生卵が滑り込んでしまったのだ。

こんなこともあった。
ちゃんと生卵は載った。お湯もかけた。ふたをかぶせようと思ったら、卵がどんぶりの上端から飛び出している。平べったいふたを載せられないので、仕方なく同じどんぶりを伏せて、ふた代わりにした。
崩れる恐怖があるもので、ふたの役目を任されたどんぶりを手で支え、そのままの体制で3分間まつ羽目になった。

現状では、チキンラーメンを食べるためには、幾多の困難を乗り越える必要があるのだ。
しかし専用のどんぶりならば、人間工学に則した、チキンラーメンを食べるに最もふさわしい形状となっていることは確実だ。
今後、質の高いチキンライフ(しばしばチキンラーメンを食べる生活)を過ごすためには、確実に手に入れなくてはならない一品なのである。

でも、考えてみれば上記の問題点って、どんぶりを大きくすれば解決しそうだよね。