サンダーショットRSも出るよ

カテゴリーは厳密には、おもちゃでなく模型か。(25日追記・というわけで、カテゴリを増やした)
しかし、四駆郎や星馬豪に言わせれば、おもちゃでも模型でもなく、「ミニ四駆はレースマシンだ」と熱く主張される気がする。
それはどうでもいい。分類上、せっかくだから一応。
現在発売されているアバンテRSだけでなく、サンダーショットもRSで出る。大径ホイールのシルエットに、ちょこっと違和感。どうせ大径ホイールなら、レイホークガンマについていた形状なら嬉しかったのだが。
サンダーショット、とっても好きだった。
わかりやすい直線的なデザインのスーパーセイバーを使っていた友達への対抗心もあり、サンダーショットの、丸っこいようでいて実はシャープな形状が、実に気に入っていた。
あの当時、サンダーショットブラックスペシャルが欲しくて欲しくて。結局は手にすることなく、他のマシンを使っていた。
もっとも、もし手に入れていても、スモークのボディは穴ぼこだらけになった後、おじゃんになってしまっていた公算が大なのだけども。
とにかく穴を開けてやることは、買ったままの標準では納得しない、こだわり派レーサー気取りが必ず通る道で、とにかくボコボコ、穴あけ放題。
シルエットのカッコよさなんてお構いなし。むしろ、穴が開いて向こうが見えるスカスカ具合こそが、カッコよさの象徴になっていたのだ。
サンダーショットはRCだとウイングがついていて、その形状にもあこがれた。
当時のミニ四駆グレードアップパーツは、プラモデルとしての意味合いがかなり強く、ウイングのセットを接着剤で貼り付けて、悦に入ったものだった。
表面処理なんてことは考えておらず、接着剤の溶剤でボディはベタベタ。そもそも、つけ方自体が歪んでいる。穴でボコボコになった上にデッドウェイトになりそうなウイングを足してしまうのだから、おかしな話である。
しかし、人と違う形状のマシンを自分の手で作ったということは、なにごとにも代えがたい喜びだった。
そんな、自分だけのマシンがコースを走ることが、楽しいのなんの。自分で操縦できないんじゃつまらない、なんてことを言う人もいるだろうが、ホントに楽しいんだ。
競走させるごとに、具体的な理由もなく施した改造のおかげでスピードが上がったにして盛り上がるのだ。場合によっては、ただ組み立てただけのマシンに負けてしまうような場合もあったりするのがマヌケだが。
それでも、自分の改造にこだわりを持って、工具を持つ。間違いなく、このことに意味があった。

さらっと「サンダーショット欲しいなー、デヘヘ」とでも書くつもりが、思い出話を語るオッサンモードになっていることに気がついた。
早くもこの歳で出てきたオッサンオーラにちょっと悲しくなったけども、熱いものもちょっとこみ上げてきた。
ミニ四駆、久々に作っちゃお。