肉抜き

結局、塗装し始めてから肉抜きを行なった。
デザインとしての開口を施すことが好きな自分なのに、なぜここには手を入れなかったんだろう。そんなことを思いながら工作をしている際に、単純な理屈が見えてきた。
これでは明らかに強度不足じゃないのか。
通常だったらさしたる問題はなさそうだが、ボディの取り付け位置を落とすため、そして自分の中におけるアバンテの男っぷりを向上させるために、後部の肉厚を薄く加工してしまったのだ。
もう、あけてしまった。もう、戻れない。もう、手遅れ。
でも、カッコいいからいいや。そう思えてしまうのが素敵な、肉抜きという名のロマン。