デコデコデコリーン

歩道で向かいから自転車が走ってきたので、道をあけた。
自転車に乗った少年はすれ違いに会釈として頭を軽く下げ、その動きで額につけていたサングラスが目の位置まで落ち、きれいに装着されていた。
その時点では光景に対して面白さがこみ上げたのだが、文章にしてみたらそうでもなかった。
面白さを刺激するツボというのは、よくわからない。