今年も終わるのね

大手町の駅構内で、R25の配布ラックを見かけた。
後ろから電燈によって照らされる壁広告スペースをくりぬいて、冊子を大量に陳列できるように設置した、最近よく見かけるタイプの配布ラックだ。そこに、一冊だけ冊子が残されていた。
R25は木曜配布だから、一週間残り続けていたのか。そう思い近づいてみれば、表紙には「野村義男」の文字。2ヶ月くらい前のじゃないか。
これは味わい深い光景だな、と思いデジカメを構えてみると、メモリ容量が一杯になっているではないか。
すでにパソコンに移行した写真を消して、準備万端とデジカメを構えてみたら、液晶画面に映った光景は、一冊の在庫もない配布ラックなのであった。
時の流れとは、かようにも早いものだったのか。