エアロアールシー

結局、買ってしまったのであった。これが1000円そこそこで買えるなんて。
アンケートはがきにおいて、定価の感想に対して「安い」と答えてしまいそうなのは、ケチの自分にとっては初めての経験だ。
1000円のモデルと1500円のモデルが販売されているが、1500円のマツダ デミオ スポルトを選択。ズンズンズーン。
前も書いたように、本当だったら三菱グランディス欲しいのだが、ラインナップにないんだからしょうがない。燃える車は商品化できないのだろうか。
且つ、どうせマツダなら、ベリーザだったら嶋とおそろいだったことが残念ともいえる。
色に関しては1000円モデルのオレンジが好みなんだが、オプションパーツつきの1500円モデルが欲しかったんだから、これも仕方ない。とりあえず、メタリックレッドのスプレーも用意はした。
色を塗り替えるのもいいかとは思うんだが、何箇所かに成型工程上のヒケがあるんだよなあ。模型として考えて修正するか、あくまでも玩具として見送るか、迷うところ。
スーパーアバンテのノーズに見受けられたヒケは、もちろん修正したけども。おもちゃじゃなくてレースマシンだからな!

そんな妥協だらけのエアロアールシーだが、動かしてみると、なかなかに面白い。
完璧なコーナリング、とは行かないものの、それなりにこちらの意図が車に伝わり、動いてくれる。
楽しい。ちゃんとアールシーしてる。
前輪のステアリングは樹脂の弾力を生かしたり、パーツの数をおさえて作りを簡素にするといったことで値段を落としているのが見受けられて、ちょっと感心しちゃう。

ただ、周波数が二通りしかないというのは、仕方ないのかもしれないけど残念。
つまりは、買っても二台目までとなってしまうから。
安いからこそ、みんなで並べて走りたいというのもあるんだが。

このエアロアールシー自身のフォーマットとして、モーターがFA-130だったり、シャフトが六角シャフトだったり、軸受けにはもちろんベアリングを仕込めるようになっていたりする。ウッカリ気を抜いていたら、手を入れるうちにタミヤ風味が増す予感がバリバリ。
実際のところ、純正の改造パーツがちと高い。
安いパーツでも500円というのは、本体価格が安いからこそ、際立って高く感じる。スポンジタイヤが500円というのは、さすがに高くないか?
本体が微妙に高いけど、パーツはそうでもないラジ四駆から、レストンスポンジタイヤでもコンバートしようかな、と思ってしまう。
でも、それはさすがに背徳感が溢れるので、「バンダイのアレ」から持ってくるか。爆トルクエンジンでも積むか? タミヤがダメでバンダイがいい理由なんて、どこにもないが。
考えてみれば、エアロアールシーバクシードも1000円か。お札一枚で、いろいろな遊びが出来るもんだ。
時の流れに合わせて全体的にモノは高くなっても、おもちゃはクオリティの増加度のが高いね。
バクシードがそれにあたるのかどうかは、よく知らんけど。