神がかり的だった

特捜戦隊デカレンジャーが終わった。面白いまま突き抜け続けた分だけ、あっという間に終わった気がする。
「面白い戦隊モノ」とかじゃなく、面白い番組だった。掛け値なしに。
最終回は、ベタなまでに各キャストの見せ場を並べ、ストーリー仕立てにした仕組み。このベタ加減が「なんかイイ」。
特技はもちろん、名乗りやナレーションといった通年のお約束をキッチリ詰め込んだ構成は、しっかりと基本をおさえている点で高感度が大。
そんなデカレンジャー名乗りについて、一年間ずっと、気になっていた。
「一つ、非道な悪を憎み」「二つ、不思議な事件を追って」「三つ、未来の科学で捜査」「四つ、よからぬ宇宙の悪を」「五つ、一気にスピード退治」
五つ目も「一」じゃん。